2019年は大幅反発でスタート
2018年10-12月期、FRB(米連邦準備制度理事会)の金融引き締め観測や、米中貿易問題、世界的な景気減速懸念などを受け、特にハイ・イールド社債市場が大幅に調整したことが重石となり、本ファンドの基準価額も下落基調で推移しました。
しかしながら2019年初来、FRBが年内の利上げを見送る方針を示したことなどを背景に、米金利が低下したことや投資家のリスク選好度が回復したことが追い風となり、ハイ・イールド社債市場や新興国債券市場などが大きく反発しました。これを受け、本ファンドの基準価額も上昇し、2019年1-3月期は+4.4%と良好なパフォーマンスを記録しました。この上昇により、本ファンドの基準価額(年2回決算コース)は10,000円を上回る水準まで回復しています。