2019年7-9月期の運用状況と今後の見通し
米中貿易問題に左右されるもプラスのリターンを確保
- 今四半期は、積極・安定ともに全体として小幅な値動きとなりました。7月はFRB(米連邦準備制度理事会)、ECB(欧州中央銀行)をはじめとした主要先進国中央銀行のハト派姿勢、米中貿易摩擦の懸念後退等を背景に、先進国株式、先進国債券、新興国債券等がプラス寄与となり、本ファンドは堅調に推移しました。しかし、8月に入り、米中貿易摩擦や世界経済成長の鈍化に対する懸念の高まりを受け、新興国資産をはじめとするリスク資産がマイナス寄与となりました。9月は貿易摩擦への懸念が後退したことなどから、リスク資産は回復し、プラス寄与となりました。
- 本ファンドの今四半期のリターンは、積極(年2回決算)が+0.80%、安定(年2回決算)が+0.86%と小幅のプラスとなりました。