2020年7-9月期の運用状況
引き続きハイ・イールド社債や米ドル建て新興国債券にけん引され、良好なパフォーマンスを記録
2020年初、新型コロナウイルスを巡る懸念の高まりにより、ハイ・イールド社債や米ドル建て新興国債券が大幅に下落したことなどを受け、本ファンドは一時軟調なパフォーマンスとなりました。
一方、2020年3月下旬以降は、一部地域で新型コロナウイルスの新規感染者数に落ち着きがみられたことに加え、各国の大規模な金融緩和、財政刺激策を受け、投資家のリスク選好度が改善したことなどを背景に、上記の資産が大幅に反発したことが本ファンドのパフォーマンスに対して特に大きなプラス寄与となりました。
2020年7-9月期、新型コロナウイルス感染の再拡大懸念、米国の追加財政支援策や大統領選挙を巡る不透明感などを受け、上記の資産は一時的に軟調に推移する局面もみられましたが、7-9月期全体では、引き続き上昇し本ファンドのパフォーマンスをけん引しました。
結果として、本ファンドは7-9月期、+2.2%と良好なリターン*を記録し、年2回決算コースの基準価額は10,436円まで回復しています(2020年9月末時点)。
*年2回決算コースの分配金再投資騰落率