現在、世界中で経済回復の本格化が進んでいます。企業の経営環境も改善に向かっており、回復から成長戦略に舵を切る局面となっています。企業が持続的に成長していくためにはテクノロジーの活用が不可欠であることから、各企業において、ITインフラのクラウド化や、業務プロセスのデジタル化のための設備投資拡大の機運は一層高まっていくと想定されます。また、消費の拡大を捉えるべく、企業によるデジタル広告支出の拡大が見込まれる環境にもなっています。こうした技術やサービスを提供するテクノロジー企業については需要の拡大から恩恵を受け、一層の業績改善と、それを受けた株価の上昇が期待できると考えます。