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MARKET KNOW-HOW 
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2021年10月

MARKET KNOW-HOW | 2021年10月

それでは、今までとはまるで異なるものをお見せしましょう


Market Know-How それでは、今までとはまるで異なるものを見せましょう

英国のコメディグループ、モンティ・パイソンが、コメディ番組「空飛ぶモンティ・パイソン」で「それでは、今までとはまるで異なるものをお見せしましょう」と言ったのはまさに50年前のことでした。そして、米国が金本位制を停止し、金融政策、インフレ動向、市場関係が「まるで異なる」時代に入ったのもまさに50年前でした。パラダイムシフトはめったに起きないかもしれませんが、一旦起きると、重大な結果を生み出すことがあります。

今回のMarket Know-Howが出る今も、将来の状況が最近の状況と「まるで異なる」ものになる可能性があります。グローバル経済が再開するにつれ、今後数ヵ月間で、新型コロナウイルス感染拡大後のニュー・ノーマルとはどのようなものになるか、つまり、「インフレは過去数十年間なかったほど持続的か、中央銀行はそれを許容できるか?」、「財政出動のコストを回収するために増税する必要があるか?」、「市場間の関係の構造的変化を反映するために評価モデルを再調整するべきか?」がわかります。

次の回復局面は、パラダイムシフト、つまり最近なかった「まるで異なる」マクロおよび市場関係の世界への移行となるかもしれません。したがって、過去10年間成功を収めてきたポートフォリオ配分は、今後調整が必要となる可能性があります。

今回のMarket Know-Howでは、それらの要因が投資環境にどのように影響するかについて取り上げます。

当社の投資戦略においては、以下の項目を重要視しています。

  • インカムをより重視し、投資を非伝統的資産に拡大
  • 正常化する金利とインフレを収益源と捉え、ポートフォリオの耐性を高める
  • デジタル資産のリスク・リターン特性を評価し、投資環境に影響を及ぼす変革力のあるトレンドを完全に掌握

マクロおよび市場の見通し


世界の経済成長

ほとんどの主要経済国で景気循環を強く増幅する財政・金融政策が採用されており、家計の繰延需要もあり、グローバル経済は現在、過去数十年間で最も力強いものとなっています。このような勢いは、経済の再開によって通常の状態が回復するにつれ必然的に弱まりますが、2022年もグローバル経済は潜在的な活動水準を上回る見通しです。その後、2023年には過去の成長ペースに戻り、前年よりは鈍化する一方で、持続可能な成長になると予想します。

出所:ゴールドマン・サックス・グローバル投資調査部、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント
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見通し
金利:金利上昇の解釈

G7諸国の低利回り

マクロ経済およびファンダメンタルズの改善により、世界の金利は今後ある程度不規則な変動を伴いながら上昇すると予想します。景気の回復が長期金利を押し上げる一方で、失業率やインフレなどの動きにより、中央銀行の短期金利に対する政策は変化する可能性があります。しかし、金利の上昇が適度で段階的なものにとどまった場合、リスク資産は持続的に上昇し、市場全体でアルファ創出の機会が増えると予想します。


出所:ブルームバーグ、ゴールドマン・サックス・グローバル投資調査部、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント


対策

金利上昇局面の投資戦略

金利が上昇する環境では、(1) 世界的な成長への感応度、(2) 低デュレーション、 (3) インカムを重視する投資戦略が過去、アウトパフォームしてきました。


出所:ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント

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見通し
インフレ: 一時的、それとも持続的?

インフレ期待が高まっている

インフレ率の上昇は、ベース効果や新型コロナウイルス感染拡大の混乱による一時的なものというFRBの主張にかかわらず、価格上昇圧力がどれだけ持続するかについての懸念を高めました。当社はそのような圧力は一時的だと考えていますが、投資家は、インフレ期待が急速に上昇する期間に力強いパフォーマンスを見せる資産を保有することにメリットを見出す可能性があります。


出所:ブルームバーグ、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント


対策

リフレ戦略

株式と実物資産は、これまでブレークイーブン・インフレ率が上昇する時期に高いパフォーマンスを見せてきました。


出所:ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント

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見通し
バリュエーション: 持続的に上昇するバリュエーション

米国株式のバリュエーション

現在の高い株式バリュエーションは、それ自体は調整の前触れではないにしても、長期的には潜在リターンを引き下げる可能性があります。当社は、景気後退を引き起こす新たな要因がない限り、リスク資産の価格調整が迫っているとは考えておらず、短期的な下落は買い場と捉えています。


出所:ロバート・シラー、ブルームバーグ、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント


対策

資産配分の調整

特にグローバル株式市場の銘柄固有のアプローチには大きな機会があると考えています。また、資産の分散や、値上がり益よりも配当収入を通してリターンを確保することができる資産は、低リターン環境下でもポートフォリオに恩恵をもたらす可能性があります。


出所:ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント

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見通し
インド株式: 新型コロナの波を乗り越える

力強い経済成長から堅調な企業利益成長へ

当社では、引き続きインドはマクロ経済見通しが最も強い国の一つだと考えています。インドは今年初め新型コロナウイルスの感染拡大の影響を大いに受けましたが、その後、ワクチン接種が進みました。また、直近の改革はインドの成長見込みの確信度を高めていると考えています。


出所:ブルームバーグ、IMF(国際通貨基金)、ゴールドマン・サックス・グローバル投資調査部、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント


対策

景気循環的に上昇

インド企業は経済成長局面において力強い業績を達成する力を有しており、加えてインド株式市場は景気循環・消費関連セクターの占める割合が高いことから、インド株式は足元の景気回復から恩恵を得られると考えています。高水準のバリュエーションがしばしば懸念されますが、成長見通しに鑑みると潜在的なリターンは魅力的だと考えています。


出所:MSCI、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント

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見通し
デジタル資産: 成長しているが投機的な市場

良い点、悪い点、およびボラティリティ

2009年にビットコインが誕生して以降、11,000を超える暗号通貨が生み出され、市場は1.6兆米ドルを超えるまでに成長しました。同資産に対する関心は、投機的な投資家センチメント、株式およびインフレ・ヘッジ効果、ならびにブロックチェーンおよびデジタル資産の発展がけん引してきました。ただし、その極端に高いボラティリティのため、当社の分析では、ビットコインをポートフォリオに1%組み入れる場合、165%の長期年率換算リターンが必要となります。したがって、高水準のリスクは、ヘッジファンドなどのリスクを追求するトレーダーには魅力的に映るかもしれませんが、戦略的資産配分には適していないと見ています。


出所:ブルームバーグ、GSインベストメント・ストラテジー・グループ、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント


ご存知でしょうか?

統計およびファクト

1) ポートフォリオ構造 2) アルトコイン 3) 規制リスク 4) ESG 5) CBDC 6) ブロックチェーン


出所:GSインベストメント・ストラテジー・グループ、コインメトリクス、ケンブリッジ大学オルタナティブ・ファイナンス・センター(CCAF)、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント

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MARKET KNOW-HOW 2021年10月

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